元英語講師の「おうち英話」のススメ

0歳~小学生までのお子さんに、自宅で英語環境を作るための教材や学習法を書いています。

EFLとESLの違い

自宅で英語の学習をする場合、教材はありますが、

 

「コーチ」または「指導者」がいません。

 

その代わりをするのは、おうちの方です。

 

おうちの方が、英語そのものができなくてもよいし、一緒にがんばるね、という姿勢であれば全然問題ないです。

 

ただ、コーチ、または、見守り役として、少し「英語学習」について知っておいたほうが良いと思うので、それについて書きます。

 

今回は、「EFL」と「ESL」の違いです。

 

私たちが日本で受ける英語教育は、

 

「EFL」(English as a Foreign Language)で、あくまでも、自国では使わない、「外国語」として、英語を勉強します。

 

日本で、英語ができないと、生活できないし就職もできない、なんてことにはならないので、小学生くらいまでの場合は、大体の場合、毎日10分ちょっと英語を練習するとか、お稽古事として、週一で英会話教室に通う程度になります。

 

これに対し、

 

「ESL」(English as a Second Language)は、生活するうえで使う、「二番目の言語」としての英語です。

 

米国や英国に住む外国人は、英語ができないと、生活、就学、就職など、あらゆる面で大変困るので、ちょっとできる程度では生きていけません。英語で生活するので、英語を使う時間も、日本で勉強するのとは、ケタが違います。

 

どのくらい違うかというと、


日本で英語を外国語として学ぶとして(EFL)、


週に1回、英会話教室で50分の英会話の授業、さらに自宅学習15分を3回とすると、

 

50分×48週(だいたいお教室は年関数このくらい)+15分×3×52週=79時間(年間)

 

一方、

 

英語圏の国で、英語を第二言語として学習したり、授業や職場で使ったりするのを、少なく見積もって、平日1日4時間英語を使うとして

 

4時間×5日×52週=1040時間(年間)

 

 

ケタが違います!(少なく見積もって)

 

ということで、

 

私たちが、日本国内でやっている、英語の絵本の読み聞かせとか、うちのこどもがやってるチャレンジイングリッシュで毎日10分の通信教育とか、英会話教室とかは、EFL、つまり、「外国語」としての英語の学習であり、


しゃべれるように、使えるように、ぺらぺらになるようになる学習量ではありません。


(自宅で英語で生活するような、バイリンガル教育をしている場合は、別です。)

 

ですので、年間100時間も英語を学習していないお子さんが、少しでも英語が言えた、文章が言えた、単語が分かった、という場合は、これはすごいこと!!

 

おおげさに、沢山、おうちの方の素敵なニッコリ笑顔で、褒めてあげてください。

 

けして、「これ、英語でなんっていうんだっけ?え?忘れた?昨日やったじゃん。」とか、「まだこんな簡単な単語読めない?」とか、ネガティブな反応はしないようにしましょう。確実に英語嫌いになります。それに、英語が苦手になります。

 

EFLと、ESLの違いを知ることで、


こんなに(毎日10分、英会話教室に週一回)英語やらせてるのに、英語が出来ない、と心配する必要がなくなりますね。


好きこそものの上手なれ。好きになって、もっとできるようになりたい!と思うはずです。